迫りくる嵐と最悪のシナリオ コメントする / 2022年2月28日 / 写真 / ウクライナ, ブーチン, 政治, 核 青く明るい空を今にも覆い尽くそうとする分厚い黒い雲。まるで隣国・ウクライナを侵略しようとするロシアのようだ。 多くの血と涙を流して人類は平和を保つ知恵を得て21世紀を迎えたはずだった。 ・国の基本 しかし個人の前に国家ありきという国家主義者たちの前には個人の生命や幸せ思想・信条・発言・選択の自由などは無価値であり有害で邪魔なものなのだろう。国の基本とは何かという原点が我々の価値観とは間逆なのだから論ずることさえ無意味だ。 ・開いたパンドラの箱 しかし今回の出来事で一番恐ろしいのは「核」の使用に現実味が出てきたことだ。 ・もしプーチンが核を使ったら もしプーチンがウクライナで戦術核を使ったらどうなるか果たして全面的な核戦争は起こるだろうか?たぶん起こらない。ウクライナ国内での限定的な戦術核の使用なら少なくとも西側諸国からは起こせない。せいぜいできることはさらなる経済的な制裁だけだしロシアの非道さを喚き散らすのが関の山だ。怯んで足並みは乱れるだろう。プーチンなら当然計算済みだと思う。 ・躊躇せず 自分を軽く扱い敬意を払わない者にロシアは躊躇せず天誅を加えることを世界に思い知らせることこそロシアの国際的な立場を強固にするのだと彼なら判断するかもしれない。 ・経済制裁を打ち破る その上で西側にすべての経済制裁解除を要求するのではないか?「もし解除しなければ」と脅しそれこそがグローバル経済を救うのだと主張する。それがどんなに破滅的でもここまで来た以上そうすることがロシアの国益に叶うと彼が判断しないと誰が言えるだろう。 ・試すべき最悪のシナリオ こうなった以上なるべく日本から遠くでいろいろな核兵器や最新兵器を試してみるといい。白人に核の恐ろしさをわからせるにはいいチャンスだ。現代の火遊びがいかに危険で重大な災厄をもたらすのか彼らが実際に味わってみるのが一番わかりやすくてよろしい。それでもなお人類は愚かなことを繰り返すだろうがやって見る価値は十分ある。 ・祈り しかしその犠牲にウクライナ国民がなることがないよう切に祈りたい。