E男こと齋藤幹太です。
ボクがなぜ「JIMO旅」を始めようと思ったのかお話しします。
仙台→山形・銀座温泉→東京→鎌倉→京都→永平寺→金沢というかつて経験したことのない一大旅行が実現することになりネットを駆使して宿を手配し交通手段、撮影ポイント、食べたいものを徹底的に調べ上げました。
京都の宿は旅費節約と利便性を考え中心部にある外国人向けの超安宿を選択しました。ネットの印象は悪くなかったのですが実際にはひどく雑然としてまったく違う代物でした。安いのだから仕方ないと自分を慰めましたが大津方面に行った時、非常に近くて便利なことがわかると、とても後悔しました。
また距離感がわからなかったので京都市内をスムーズに移動できず無理なスケジュールを組んだ事も重なりストレスと疲れだけが溜まりました。
憧れの撮影地に着いても魅力的な被写体が多く予想外に時間が掛かったり思い描いていた様子とは違ったことが何度もありました。もっともっとゆったり京都の良さを味わいたかったと思いました。
またネットの評価を元に散々調べ上げたはずの食事も感激したのは一軒だけ。ボクにとってはとても贅沢なものだったので悲しくなりました。ネットの情報がいかにあてにならないかあらためて思い知りました。
ボクは食いしん坊ですが高い金を払うなら美味しくて当たり前だと思っています。だから安くて美味しくて地元の人の活気が感じられる居酒屋さんを見つけた時はホッとしました。
この旅を計画する段階で親身に相談できるジモティが京都にいたら適切なアドバイスをしてくれたに違いないですし、充実した旅になったと思います。
北海道や旭川・美瑛の丘に憧れて訪れる人はたくさんいます。
そうした人にボクのような思いはさせたくないと思ったのです。
感動をたくさん持ち帰って欲しい。いい旅ができたと喜んで欲しいと思ったのです。それがJIMO旅です。