1000キロの旅 ー 旭川〜二股らぢうむ温泉 ー

ー 念願の大沼へ ー

何年も前から

大沼公園の紅葉を

撮りたいと思っていた。

しかし

函館の手前にある

大沼公園は

あまりにも遠かった。

今回

様々な条件が整って

数年越しの恋が叶い

やっと行けることになった。

ー いざ大沼へ ー

まだ暗い

4時半に起床。

明るくなり掛けた

5時半に出発した。

途中

砂川ハイウェイオアシスと

輪厚SAで

おしっこタイム。

伊達インターで降りた。

目的は

この鰐口最中。

刀の鍔を模した

この最中

使われている餡が

絶品なのだ。

ー 文化の香り ー

伊達は

小さな町だが

どこか文化的な香りがする。

伊達藩が

古くから治めるなど

歴史があるからだろうか。

道の駅があるのは

城を模した

立派な公園の一角。

文化ホールや

おしゃれな博物館がある。

これは博物館の

ロビーに置かれていた

巨大なカラスの彫刻。

ー 火傷 ー

目的の鰐口最中をGETした後

美味しそうだったので

このエッグタルトを購入。

見た目と違って

焼きたてで

メチャメチャ熱くて

唇を火傷した。。

ー お気に入りなんだモォ〜 ー

道の駅のそばにある

ハンバーグの店

びっくりドンキー!

この店は外観が面白くて

お気に入り。


ー 秘湯へ ー

次の目的地は

長万部町にある

二股らぢうむ温泉。

ここは一度行ってみたかった

秘湯中の秘湯。

高速を降りて

山深い道を

走ること約30分。

11時過ぎに到着した。

旭川から約400km。

出発して6時間。

さすがに疲れたので

噂の湯に浸かって深呼吸。

ー 混浴 ー

男湯の脱衣室に入ると

混浴という張り紙があり

横には女湯の

赤い暖簾が下がっていた。

男湯の内風呂は

歴史を感じさせる

ワイルドなもので

コンクリート製の

4つの湯船があり

通路を挟んで

2つずつ向かい合っている。

湯温は少しずつ違う。


ー 深過ぎる風呂 ー

お湯は濁っていて

風呂の中がよく見えない。

恐る恐る足を入れるが

なかなか届かない。

やっと足が届いたと思ったら

さらに一段あり

1.2mもある深い風呂だった。

床にお尻をつけると

顔がギリギリ湯の上に。

ボクは大丈夫だったが

座高の低い人なら

無理だろう。

ここまで深い風呂は珍しい。

たっぷりとした

お湯に浸かっていると

やっと来れたという

うれしさが込み上げてきた。

内風呂の外には

競泳用のプールのような

細長い湯船と露天風呂がある。

プールのような湯船は

湯治のリハビリ用かもしれない。

ー 石灰華ドーム ー

いよいよ待望の露天風呂へ。

コンクリートで

ざっくりと仕切られた

二つの湯船と

木製の

一人用の寝湯が二つある。

女湯側に

かの有名な

ラジウムを含む

石灰華ドーム(天然記念物)があり

お湯が流れ出している。

石灰華ドームは

思ったほど大きくはないが

他では見たことのない

ちょっと異様な風景。

ー 爽快 ー

川を挟んで

向かいの山は

紅葉の真っ盛り。

開放感が素晴らしい。

風が心地よく

眩しい秋の火を浴びて

最高の気分だ。

手前の風呂に入るが

かなりぬるい。

そう思っていたら

寝湯に浸かっていた男性が

奥の風呂はもう少し熱いと

教えてくれた。

ー ギザギザ💦 痛てて💦 ー

しかし

奥の風呂に行くには

コンクリートの仕切りを

跨いで移動しなければならない。

結構深くて足が届かない。

おまけに

コンクリートが温泉成分で

覆われていてギザギザ。

「痛てて!」と悲鳴を上げながら

やっとのことで

辿り着くと

なるほど

ここは適温で気持ちいい。

ー 寝湯 ー

さっきの寝湯の男性が

「こっちのお湯は冷たいくらいですよ」と言うので

手を入れてみると

確かにぬるいのを通り越して

冷たいくらい。

面白いと思ったので

またまた

「痛てて!!」と言いながら

彼の隣の寝湯に移動した。

寝湯は浅く

出っ張ったお腹と胸が

お湯の上に出る。

薄らと油と

細かい湯の花が浮く

あまりきれいとは思えない

お湯を掛けながら

これから大沼公園に行くと話すと

いろいろな情報を教えてくれた。

ー 何もない良さ ー

彼は札幌の人で

この温泉のお湯と

静かさが気に入って

何度も来ていると言う。

テレビは

食堂にあるだけ。

もちろん

Wi-Fiなどあるはずもない。

夕食は

午後6時からと

厳格に決まっていて

守れない人は

宿泊を断られるという。

食後は

持ってきた本を読むか

また温泉に浸かるか

寝るしかない。

それがまた

秘湯感を

一層

高めてくれるのだと

うれしそうに

話してくれた。

約1時間

ゆっくりお湯を満喫し

次の目的地

長万部を目指したが

唯一の心残りは

期待した美人が

現れなかったことだった。

続く

カメラ:SONY α7RⅤ & iPhone15

レンズ:FE 24-105mm F4 G OSS

「1000キロの旅 ー 旭川〜二股らぢうむ温泉 ー」への2件のフィードバック

  1. 大沼公園の赤いもみじが良いですね。この色が私は好きです。
    博物館のカラスも魅力があって見たい気がします。私もカラスは良く撮ります。
    ここの温泉は、怖い気がします(^^♪ 私などは溺れてしまいそうです。
    でも、気持ちいいでしょうね・・最近は温泉にもいかないから、うらやましいな~~

    1. ありがとうございます
      コメント無事に届きました。
      今回も盛りだくさんの予定を欲張って立てました。
      まだまだ続きますのでよろしくお願いします。

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