錦絵の朝

ー 錦絵に会うために ー

早朝の

オンネトーの

撮影から

一度

ホテルに戻り

温泉に浸かり

朝食を食べ

摩周湖を目指して

チェックアウト。

爽快な青空が広がり

眩しい陽が差している。

ー 素晴らしい朝 ー

昨日の昼に

撮影した

滝見橋は

曇天で

鮮やかさに欠けた。

しかし

今朝は

これ以上は

望めないだろうと

思うほどの快晴だ。

滝見橋の

東側は開けている

紅葉には

きっと朝日が

当たっているに違いない。

ー 光の中で ー

まさに絢爛豪華。

眼下に広がる

紅葉は

朝日を浴びて

一層

その鮮やかさを際立たせ

想像以上に

美しかった。

錦絵。

そんな言葉が

ぴったり。

ー 条件 ー

写真には

良い光が

いかに大切かと

あらためて思う。

特に

鮮やかな色を

写したいのなら

絶対条件だ。

だが

しかし

花などの被写体では

強い光は

むしろ

ない方がいい。

フラットな

柔らかい光の方が

花の柔らかさ

微妙な風情を

立体的に

表現できるからだ。

被写体によって

欲しい光は様々だが

鮮やかな色合いを

意識して

撮りたいのなら

やはり光が必要だ。

ー 最高のロケーション ー

この日の光は

ベストだった。

昨日の色とは

次元が違う。

こんなにも

鮮やかだったのかと

ため息が漏れた。

ー 執念 ー

2日に渡って

撮ったからわかるのだが

やはり

条件の良し悪しは大きい。

プロのカメラマンが

絶景を追い求めて

何日も通う

気持ちが

よく分かる。

たまたま

初回に

思い描いた

イメージ通りのものが

偶然

撮れることもあるが

そんなことは

ほとんどない。

だからこそ

執念深く

条件を読み

通わなければ

いい風景写真など

撮れるはずがない。

ー 恵まれた旅 ー

今回の

オンネトーの旅は

紅葉に恵まれた。

こういうタイミングで

撮ることができることは

なかなかないのだから

本当に運が良かった。

また来年も

こうした

素晴らしい景色に

出会いたいものだ。

カメラ:SONY α7RⅤ

レンズ:FE 24-105mm F4 G OSS

「錦絵の朝」への2件のフィードバック

  1. 本当に素晴らしい風景です。カメラマンがこのような紅葉を追い求めて、毎年通う気持ちもわかります。
    来年もぜひこの風景写真を見せてください。楽しみにしています。

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