前回に引き続き
深山峠の桜
第二弾。
今回は
可憐な乙女たちの
素顔をクローズアップ。
桜に限らず
花を撮る時に
一番大切なことは
美人を探すことだ。
欠点が少なく
全ての面で
素晴らしいと
思える花は
ほとんどない。
だから
美人探しは
いつも
時間が掛かる。
やっと
これはと思う
美人を見つけても
光の当たり具合や
周囲の花との
バランスを考えると
不採用になる場合も多い。
桜も人間も
表面的な
美しさや
華やかさ
ばかりが
魅力の
全てではない。
無欠点な美しさより
欠点すら輝いて見える
内面的なかわいらしさこそ
美しさの基準だと
ボクは思う。
花の美人を探す・・・そうかなって思いながら最後の文章でホッとしました。
美人でない私は、この言葉で何となく救われました(^^♪
私も外面の美しさも好き、だけど内面の美しさが備わって、奥深い表現ができたらいいですよね。
それは花だけでなく、すべての写真表現にあるように思います。
朽ちたものを撮るのは、そういう事かしらって思います。
花の写真て花そのものではあるんですが背景に思いを込めた物語がないとただのきれいな写真だと思ってます。
だからこそ散りかけた花や日陰に咲く花にも美しさを感じてレンズを向けるんですよね。
思いのこもった一枚が仕上がった時はうれしいですね。