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・2021年5月
Jiroさんにお願いしてイトウの遡上の撮影に連れて行ってもらった。
今回はその奮戦記。
・いきなり言い訳
もう一年も前のことになってしまった。
実はこの記事、文章の下書きは早くに出来ていた。
しかし連写しまくった膨大な写真を整理しきれずに一年が経過してしまったというわけ。
いくらなんでも二年越しはマズいだろう。。
と、いよいよ追い詰められてUPする次第。
半日足らずの出来事だがいろいろ面白いことがあったので何回かに分けてUPしようと思う。
・仙人との待ち合わせ
士別の道の駅で8時待ち合わせというJiroさんの指定。
6時には起きなくては間に合わない。
朝が弱いボクが6時に起きられるのか不安だった。
なんとか7時前に出発。
濃い朝靄の中ぶっ飛ばしてギリギリ間に合った。
Jiroさんと会うのは二度目。
初対面のようなもの。
仙人のような風貌。
シャイで超無口。
放っておくと一生しゃべらずに死んじゃうんじゃないかと思うほど。
ボクも変わり者だけど、さらに上をいく。
・ゆらゆら
・男はつらいよ
ここから湖は見えないが、そこから彼らはやって来る。
二本の小川が合流するところでオスはメスが来るのをじっと待っている。
どうやらイトウも権力を持っているのは女性のようだ。
男がつらいのはイトウの世界でも同じらしい。
雪解け水が流れ込むこの川は澄み切って見るからに冷たそうだ。
その冷たい水が狭く浅いところではかなりの急流になる。
しかしその急な流れに負けることなく水芭蕉や蕗のとうが元気に育っている様子は自然の生命力の強さを感じさせてくれた。
・川底に紛れるメス
婚姻色に染まるオスとは対照的にイトウのメスは黒くとても地味だ。
だから現れても川底と同化してしまう。
Jiroさんが「来た!来た!」と言っても最初はどこにいるのかすらわからなかった。
これは今回撮れた貴重なメスの姿。
わかりますか?
これがゆらゆら動いてると全然わかりません。
卵を抱えているメスは目立たない方がいいんでしょうね。。
・もてあそばれて
橋の上からよ〜く見ているとメスにオスが寄り添っているシーンもあった。
でも、しばらするとメスは見えなくなった。
カップル不成立?
Jiroさんは若い個体かもしれないと言う。
経験たっぷりの熟女に若いオスはもてあそばれたのか?
いつの世も恋は報われないものだ。
あ〜あの頃に戻ってブイブイ言わせたい。。
・偵察
さぁ、今回のお話はいよいよ佳境を迎えるのですが、これからが見どころ満載!!
自然の本能と神秘。
あっと驚くシーンもありますぞ!!
お楽しみに〜!!
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