火は
人にとって
常に神秘的で
畏怖する存在だ。
そのエネルギーは
炎ともなれば圧倒的。
背丈以上に伸びた炎を
大きな松明に掲げて
男たちが練り歩き
地域の安寧を祈願する
大迫力の
美瑛神社・火祭りを撮影した。
・静かなプロローグ
BGMを聴きながらBLOGをお楽しみ下さい
小雨が降る7月24日。
美瑛神社周辺には
松明の到着を待つ人が
集まっていた。
静かなプロローグ。
この美瑛神社は
10年ほど前に
移転新築されたという
なかなか立派な神社。
・松明
太鼓の鈍く低い音が
鼓動のように響きながら
次第に近づいて来る。
松明は1Kmほど離れた
丸山公園の小高い丘で
美瑛神社で熾された火に
御霊を込める儀式が行われた後
12本の松明に移されて
美瑛にゆかりのある
40人の勢子に担がれて
神社まで運ばれる。
会場がざわつく中
静かに厳かに一向が現れた。
松明はかなり燃えて
小さくなっているが
そばを通ると
かなり熱い。
運ばれた松明は
神社の一角に並べられた。
風に煽られる松明の炎が
闇に浮かび上がる様は
神聖な雰囲気が漂う。
・いざ!
少し離れた場所で
新しい大松明に火を移す。
いよいよ
メインイベントが始まる。
・天を焦がす
火が
背丈より遥かに大きく
燃え上がる大松明が
12人の勢子に担がれ
参道を廻り始めた。
重さ40kgの
大松明が天を焦がす。
1本の大松明には
3〜4人の
サポート役が付く。
火に炙られ
火の粉を被る勢子に
水を掛ける者。
残りは
他の担ぎ手なのだろうが
この燃え盛る大松明を
どこで
どうやって受け取るんだろう。
凄い熱気だ。
担いでいる勢子は命懸け。
次々と水が浴びせ掛けられる。
その時!
こちらまで水が飛んで来た!
・美人太鼓
これを盛り上げる
太鼓が実に素晴らしい。
他のお祭りの太鼓とは
まったく違う。
凄くカッコいい。
もしかすると
本家の
那智の火祭りのものなのかもしれない。
ところが
おじさんの目は
不純にも
太鼓を叩く
美人に吸い付けられ
撮りまくった😅
もう火祭りどころでは。。。
なんか見つめ合う目。
カッコいい
爽やかイケメン。。
おじさんは
激しい嫉妬を感じながら
シャッターを押す
指に力を込めた。
・ピーク
・フィナーレ
撮影機材
カメラ:SONY α7RⅤ
レンズ:FE 24-105mm f4 G OSS
このような火祭りはこちらでもありますが、こんなに迫力があるのはなかなかありません。流石の撮り方で魅力的・・・おじさんが美人さんを見つけて、心が躍ることも許してあげましょう(^^♪
ありがとうございます
許してくれて良かったです。
ホントに迫力があって良かったです。
美瑛神社の火祭り、きっと素晴らしい伝統の継承なんでしょうね。
若者との一体感や熱気が写真を通して伝わってきます!
当然の話ですが道内各地に神社があり、そしてその地の歴史や文化が100年以上続いて
いるのでしょうけど、美瑛の火祭りのように色あせずに継承されていることはとても
稀なことではないかと思います。
写真で空気感が伝わってきます!
コメントいただき感激です。ありがとうございます。
何年も前から撮りに行きたいと思いながらいましたがやっと撮れました。
初めてでポイントが分かりませんでしたが、いいところで撮れたようです。
頑張っている若者の姿、掛け声で応援する観客、素晴らしい太鼓のリズム、それらが一体となった雰囲気は感動的でした。来年は泊まりがけで撮りに行きましょう‼️
わ〜お〜!イイとこ撮りましたね〜
メラメラと何とも神々しい炎の営みは圧巻です!素晴らしい
来年は必ずお供しますので宜しくです
でも今回は参加しなかったんですね〜w
素晴らしかったですよ〜‼️
被写体として炎の迫力は凄いです。
暗いので高画素機α7RⅤのノイズが心配でしたが、それほどでもなく安心しました。
それでも全ての写真にPhotoshopのAIノイズリダクションを掛けました。やっぱコレ凄く優れていて使いやすいしいいですね。
来年は一緒に撮りましょう❣️