夏の終わりに

ー 夏の終わりに ー

暑い夏だった。

こんなに寝苦しかった

夏も珍しい。

最近は

9月中旬まで

暑さが続く年が多かったので

今年もそうだろうと

思っていた。

ー 急に涼しくなって ー

しかし

お盆が終わるのと同時に

すっかり涼しくなった。

日中は30度に届かなくなり

朝や夜は肌寒いほど。

空を見上げると

入道雲と秋の雲が混在している。

ー 上野ファーム ー

今年は早々に

上野ファームの

年間パスポートを購入して

張り切っていた。

しかし

4月から

仕事の関係で

札幌に

泊まり込みで

月から金まで

通っていたので

平日は

なかなか行けないのに加えて

週末になると

決まって

天気が悪かった。

ー 日照りに少雨 ー

今年の夏は

日照りが続き

雨がなかなか降らない。

農家は

悲鳴をあげていたが

上野ファームも同様で

オーナーの上野砂由紀さんは

夜間3時間おきに起きて

スプリンクラーを稼働させていると

Instagramで嘆いていた。

そんな努力にもかかわらず

週末になると

決まったように

天気が悪いのだから

彼女も

泣きたい気持ちだったろうと思う。

ー 撮るのは夕方 ー

強い日差しを避けて

向かうのは

決まって夕方で

撮影は

閉園までの

2時間ほど。

なぜ

この時間かといえば

木漏れ日の

スポットライトを浴びる

花が撮りたいし

斜光が

花の後ろに

深い影を作るおかげで

花を引き立ててくれるから。

まぁ

根っからの夜型人間で

朝は

苦手というのもあるけれどね。。

ー 唯一無二の感性 ー

今年

上野ファームに

行くたびに感じたのは

上野さんの感性は

誰にも真似のできない

特別なものだと

今まで以上に

強く感じたことだった。

例えばこの水盤。

この時

彼女は

本場のイングリッシュガーデンを巡るため

イギリスに渡っていた。

スタッフと話して

やはりと思ったが

明らかに上野さんとは

センスのレベルが違う。

上野さんなら

もっと色合いを吟味して

シンプルに花の美しさを

引き出したに違いない。

まぁ

スタッフの想いも

褒めてあげなければ

可哀そうだが

やはり彼女の感性は

唯一無二のものだと

強く感じた次第。

夢中で

撮っていると

2時間は

あっという間。

帰り道

夏の一コマ。

撮影:2025.07.07

カメラ:SONY α7RⅤ

レンズ:FE 4/24*105 G OSS

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